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賃貸のアンペアを確認・変更できる?一人暮らしと二人暮らしの時どうする?

賃貸のアンペアを確認・変更できる?一人暮らしと二人暮らしの時どうする?

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賃貸のアンペアを変更・確認ができるのか?賃貸探しをするのもいいですが、かゆいところまで手が届くブログを目指しているので、疑問解消に向けました。

 

賃貸のアンペアを変更できるか?は確かにできます。

 

相当な頭の堅い担当者や不動産会社、管理会社や大家でない限り、可能です。法律的にも全く問題なく、やるかどうか?だけです。

 

しかし、電力供給の上でアンペアを勝手に変える事はできません。変更できても先に大家さんに確認を取るのは、賃貸に住む上で変わらない事実。

 

アンペアの変更をするとどうなるのか?一人暮らしと二人暮らしのパターンで記載しましょう!

 

【目次】

 

1、アンペア変更をする手順と注意点

・契約料金の発生とアンペアの関係(表)

2、一人暮らしの大体のアンペアは20A、30A

3、二人暮らしの場合のアンペアは50A以上?

・二人暮らしの最低アンペア数を20Aにする人も

 

1、アンペア変更をする手順と注意点

賃貸でアンペアを変更するためには大きく分けて3つか4つの手順を踏みます。

 

●自分のアンペアがどのくらいか把握する

●大家さんに確認

●不動産会社に連絡

●電力会社に連絡

 

アンペアの変更だけでも賃貸物件全体に影響を及ぼす可能性もあり、最悪の場合は「建物構造上アンペア変更できず」になります。

 

不動産会社が入居前に「大丈夫ですよ~」と言っても、実際には一つ一つの電力の事など頭に入るはずがありません。

 

と言う事は大家さんに事前に確認を取る、建物構造上変更できるか?を確認する作業が物件探しの段階で必要になります。

 

実は全く気にしない様で電力のアンペアを決め手にする人も多数いるそうで、賃貸物件の部屋の構造は二の次になってしまうそう。

 

普通に生活していく事を考えるとそう簡単にブレーカーが落ちてしまっては元も子もありません。浴室乾燥機や暖房、ヒーター、ストーブ、電気ケトルなどを使う場合、重要なのは電力のアンペア。

 

最低数を知っておかないと「えっ」と感じてからでは遅いでしょう。

 

電気系統は気にしない人が多いですが、当たり前となっている面、忘れがちが項目の一つです。「賃貸物件の探し方」と検索するだけではなかなか出て来ません。

 

ドライヤーのコンセントを指した瞬間にブレーカーが落ちる事は普通の家でもよくあります。アンペアが整っていないと生活がままならない事を一般的に知っている様です。

 

最重要項目の一つかも知れません。

 

上げる事も下げる事もできますが、上げる時の注意点はかなり多くあります。

 

契約料金の発生とアンペアの関係

アンペアを契約すると契約料金の発生があります。月々の電気消費量とはまた違う計算になります。単純に契約代金です。

 

f:id:tuieoyuc23:20160904132832p:plain電気料金とアンペア数の目安

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最近では電気をまとめるとお得♪とCMでも流れている様に大家さんや管理会社によっては、かなり電気代がずれます。大体の目安なので、「アンペアを上げる時はこのくらい電気代が変わるのか」と覚えておきたいです。

 

一人暮らしでは30Aが結論。二人暮らしならその倍でしょうか。契約は年間契約となる場合が多く、「夏は!」の裏技は使えません。

 

アパートやマンションの集合住宅では、所有者や管理者に承諾が必要になる可能性がありますと記載がありました。(有名電気契約会社より)

 

さらに季節に応じた契約は承っていない旨も記載されていました。契約する際は最も大きく使う時期に合わせて下さいとあります。

 

何か方法があったらここに記載します。

 

2、一人暮らしの大体のアンペアは20A、30A

「20Aまで使えますよ♪」・・・どのくらい?

 

と考える人の方が多いでしょう。2000Wまで使えると言われてもまだまだ浅いです。

 

●エアコン・・・・・10A

●電気レンジ・・・・6~10A

●掃除機・・・・・・10A

●ドライヤー・・・・10A

●炊飯器・・・・・・10A

●こたつ・・・・・・4A~8A

●ノートパソコン・・1A

●テレビ・・・・・・1A

●照明(白熱)・・・2A

●ホットカーペット・2A

●洗濯機・・・・・・5A

 

です。製品によりますが、大体は購入する時に記載がありますし、購入した後でも炊飯器なら後ろに記載があります。

 

これを見ると同時に使うと速攻でブレーカーが落ちます。20Aではその辺りが限界です。だからこそ、不動産会社に「アンペアはどのくらいですか?」と聞いて決め手にする人が多いのでしょう。

 

20Aだとドライヤー+エアコン+電子レンジ=約30A・・・アウト。30Aでも厳しいところです。

 

結論を言うと30Aが一人暮らしにはいい感じになります。エアコンはつける時だけ10A程度消費する模様です。つけていると6A~7A。

 

ただ、アパートやマンションによってはすでに20Aの場合や30Aなど限界まで引き上げられている場合があり、要注意です。

 

「わが家のアンペアチェック」や「専用アプリ」で計算してみるのも面白いです。

 

やはり、部屋決めをする時にアンペアがどの程度で上げられるのか?は要確認。

 

平均を見ましょう。夏は5000円程度、冬は6100円程度。一人暮らしであってもコタツは使いますから、冬の方が高いです。

 

夏はエアコン以外頼る電気がありませんから、意外と低いです。

 

3、二人暮らしの場合のアンペアは50A以上?

単純計算すると二人分なので40Aか60Aになります。しかし、実際には同時にエアコンを使っている事や炊飯器も同じ炊飯器でしょう。

 

ただ、二人暮らしの平均は50Aです。理由を見ていきましょう。

 

コタツも照明もほぼ同じです。常に別々の部屋にいてエアコンや炊飯器を使っているなら話しは別ですが、そうでない場合はほぼ一人暮らしのアンペアの1、5倍~2倍いかない程度。

 

60A以上にしたい場合は電力会社に問い合わせして下さいと記載がある事から、60Aにする人はそういないのでしょう。大体の家庭は50Aに留めている様子。

 

ほぼアパートでもマンションでも持ち家でもアンペア数は変わらなくなってきます。50A程度あれば、大体の事ができますが、一応例を出しましょう。

 

ノートパソコン2台+テレビ1台+掃除機1台+エアコン1台+炊飯器1台+電子レンジ1台+冷蔵庫1台+・・・・といくと45A~50Aとなります。

 

最低限生活している上で使うA数を計算に入れると50Aが理想なのですが、契約代金だけで、1440円掛かってしまいます。それに加えて、電機代が掛かってくるので、月々の電気料金は普通に5000円~多い時で1万いくかどうか。

 

全国の二人暮らし平均を見ると光熱費で1ヶ月2万円。

 

冬の電気代は10600円程度。夏は意外に8600円程度。コタツが響きます。エアコンだけで済む夏は意外に少ない印象。

 

冷房費よりも暖房費の方が高い事や夏の日照り時間によるみたいです。夏は意外に耐える人が多く、冬は意外に耐えない人が多いのも結論でしょう。

 

ここは人によるので、「冬なんて暖房つけた事ない」「夏はカーッと暑いのが普通」と意見は分かれます。

 

平均を答えているので、人による要望までは応えられません。

 

二人暮らしの最低アンペア数を20Aにする人も

二人暮らしのアンペア数を最低の20Aに抑える人もいます。実際にインターネットを見ると結構な数が20Aにしたいとおっしゃっています。

 

インターネットはさておき、20Aに抑える事で大幅に電気代が節約できる事から「電気はここまでにしよう!」の習慣が生まれるのでしょう。

 

中には3人家庭、4人家庭でも20Aに抑えるお家もあるみたいです。体験談にありましたが、意外にいけると意見。

 

ブレーカーが落ちる事で「あ、これダメなんだ」と経験するので、20Aにすると生活できないなんて事はありません。

 

結局、「それ以上に使えない」制限があった方が節約できるタイプが多いのが一般論です。もし、「自分から節約できない」、「電気消費量なんて漠然とし過ぎて意識できない」と思うなら、思い切るのも手段の一つ。

 

注意点として上記にも記載しましたが、アンペア数は一年契約です。「しまったあ~」となってしまわない様にしましょう。

 

慣れない内は20Aでも30Aでも失敗します。しかし、一度下げてしまえば、一年間我慢するだけです。一年は長いですが、一年後にもう一度検討すればいい話しですし、結果的に節約にはなります。

 

ダメな点は「我慢できるかどうか?」なので、やってみない事には分かりません。