不動産の全てが揃う情報広場【賃貸、投資、シンプルライフetc.】

部屋探しのコツと不動産+【賃貸の探し方】では部屋探しを始める前に知っておきたい事、インターネットが落とし穴になる事、部屋探しのタイミング、不動産屋に最初に行く事で失敗する事、不動産屋が言いたくない事や賃貸住宅の良さや探す時に注意したい事などを公開しています。部屋探しをする時に絶対に知っておきたいポイントも記事にしています。約2万アクセス突破中!

賃貸で敷金の返還はいつなの?交渉の方法等、5つで解決!

賃貸で敷金の返還はいつなの?交渉の方法等、5つで解決!

f:id:tuieoyuc23:20180204151100j:plain

賃貸物件を探している上で敷金の返還はいつなのか考えた事があるでしょうか。交渉の方法などを7つで解決していきましょう。

 

賃貸の敷金返還はいつなのか?正直、かなり大事な事です。家賃の数ヶ月分(1ヶ月~2ヶ月分)を支払った事から、初期費用に苦労された方も多いでしょう。

 

アパートの敷金は返ってくる事を知っておき、返還されない場合は法律に基づく事もできます。時効とか考えずに「いつ頃ですか?」と聞くと無難。(普通は退去時)

 

同時に礼金についても記載したいのですが、ここでは、敷金に要点を置いて、徹底的に解説していきます。

 

【目次】

1、賃貸で敷金の返還はいつ?疑問は本当に戻ってくるお金なの?か

2、敷金を支払っていない人にはもちろん、返還はない

3、敷金のハウスクリーニング代、原状回復代はケースバイケース

4、敷金トラブルを解決!交渉の基本は規約にあり!

5、敷金清算書をきちんと求める、「こうなりました」で終わらない

6、敷金の返還はいつなの?まとめ!

 

 

1、賃貸で敷金の返還はいつ?疑問は本当に戻ってくるお金なの?か

賃貸で敷金の返還はいつになるのか?よりも先に疑問に思うのが本当に返還してくれるのか?ではないでしょうか。

 

不安にする必要はないので、結論を言うと「大体戻ってくる」と思って下さい。「大体」と言うのは、借主の行動次第(故意で壊す、不備があったなど)で大体となるのです。

 

何もなければ何もなく、敷金は返還されるものです。「いつ?」は部屋を出る時です。

 

なかなか難しい問題ですが、「賃貸物件の探し方」で記載した話しがここでも重要になります。

 

下の記事が物件探しの基本です。

tuieoyuc23.hatenablog.com

 

最初にカメラで撮る、映像を残しておく、大家さんに傷の確認をしてもらうなどは、「敷金」に大きく関わります。

 

返還されるはされますが、どのくらい戻って来るかは大家さんの規定にどのくらい違反しなかったか?によります。

 

そのため、入居前の確認を怠ると意外に敷金が返還されないといったトラブルが相次ぐ様です。

 

借主側の「お金」にモロに関わって来るため、実はなくてはならないお金だったのです。

 

結局のところ、証拠を残していないと「これ、あんたがやったんでしょ?」と文句を付けられます。大家さんも良し悪しですから、当たってしまうとトラブルになります。

 

実際にインターネット上でも現実でもそういった経験をする人は数多く、賃貸物件を探す上で重要な項目として挙げられます。

 

これには、借主側と大家さんの関係になってしまい、今更「証拠を見せろ」と言われてもどうしようもない現実です。管理会社に交渉を頼んだり、と法律絡みになるトラブルのケースも。

 

その上で「敷金」から引かれるケースも多く、返還率がかなり低い物件も多いです。しかし、全部支払えと言うのはおかしいと思った方がいいでしょう。

 

敷金は大家さんが徴収するお金の中でもかなり重要なお金ですが、中には戻って来るならお金なんて支払う必要がないと考える人もいます。

 

敷金ゼロ物件や礼金ゼロ物件のデメリットを考慮しつつ、決めた方がいいでしょう。

 

2、敷金を支払っていない人にはもちろん、返還はない

敷金を支払っていない人は敷金の返還はありません。これは、当然です。敷金なしの物件がありますが、そもそも敷金を支払っていないため、返還はありません。

 

一応記載しておくと、敷金なしの物件の場合、出て行く時にハウスクリーニング代、原状回復代など支払いが必要です。故意に壊していない場合であっても、ハウスクリーニング代は確実に必要と言えるでしょう。

 

原状回復も小さな傷を直して欲しいと言われれば、そうしなければなりません。これもトラブル要因の一つ。

 

又、意外に保証金として敷金制度を決めている以上、家賃が割高など何かと不備がある事が多いです。

 

敷金は保証金となるので、そういったデメリットはどこかに存在します。規約の見落としにも注意が必要です。

 

3、敷金のハウスクリーニング代、原状回復代はケースバイケース

敷金の中には一般的にハウスクリーニング代や原状回復代が入ります。しかし、ケースバイケースです。

 

法律(国土交通省)では、ハウスクリーニング代に関しての正確な取り決めと言えば、「一応、大家さん負担」となっている程度。

 

「一応」と記載がある訳ではありませんが、ケースによる訳です。別の記事でも記載がありますが、最終的なな取り決めは大家さんと借主さんによります。

 

これは、大家さんが「不動産投資」として最重要人物だからであり、一応法律に基づいた方法で動いているためです。

 

アパート経営=賃貸物件は大家さんの収益と難しく考えてもいいです。「大家さん優しいから♪」と言いますが、実はアパートやマンションにおいて大家さんは絶対的な存在なのです。

 

そのため、ハウスクリーニング代金や原状回復に至るまで、どこにどう敷金が動き、どう原状回復をすればいいのか?は小さな規約が頼りです。

 

アパートごとに違う、マンションごとに取り決めが違うのはこういった意味があります。何度か引越しをされている方は「ハッ」とするのではないでしょうか。

 

これも入居するまでが勝負で、敷金がどう支払いの形になるのか?は全て自己責任です。

 

入居者の中には「敷金が全額戻って来た」「大体は返還されるよ~♪」と軽く記載する人もいますが、実際にはそうではありません。

 

敷金の返還率は物件の取り決めで全てが決まる」ため、戻ってくる人は全額戻ってきます。戻ってこない人は・・・・トラブルになり兼ねません。

 

パッと現実を言ってしまうと、敷金の返還が1万円の人もいれば、支払った金額全部の人もいる、と言いたいのです。厳しいですが、それが事実です。

 

4、敷金トラブルを解決!交渉の基本は規約にあり!

入居前なら写真証拠、規約で大家さんに確認を取る方法があります。敷金トラブルは大家さんが多くの敷金で部屋を綺麗にしたい気持ちから起こるもの。

 

退去時の立会いには確実にいきましょう。

 

後から、「ここに傷あったから敷金から引くね~」とか言われても文句が言えず、どうしようもありません。立会いは敷金返還に最低限必要な仕事です。

 

規約の一番下の方に「敷金について」の項目があれば、それをみましょう。対策は規約確認にあります。

 

消費生活総合センターに相談する事も可能。できる限り、自分で頑張るのもいい手段なのですが、言いくるめられそうな人は速攻で消費生活総合センターまでご相談。(営業ではありません)

 

あまりにひどい場合には、弁護士へ相談する、少額訴訟を起こすなど裁判にまで発展します。出来る限り敷金を取り戻すため、裁判沙汰にしてしまうのも一つの手段。

 

交渉方法が上手くいかなかったり、「納得いかない」となれば、面倒を通り越して、訴訟を起こすのもいいでしょう。

 

【敷金の交渉や返還を効率よくする流れ】

1、敷金の返還のため、退去時立会いをする

2、貸主の見積もり書をチェック!

3、国土交通省や住んでいる場所のガイドラインを見る

4、必要なら返還請求や少額訴訟

 

ここまでいけば、大家さんも真剣に取り組んでくるので、なめられる事はありません。泣き寝入りしたくない場合、これらも強く出るべきでしょう。

 

5、敷金清算書をきちんと求める、「こうなりました」で終わらない

敷金を取り戻す上で重要な事は「敷金清算書」にきちんと目を通す事です。相手に流されず、「ここは違う」と言う事。

 

普段は何も言わない人だと思われていてもいいのです。「お金に関しては違う」と態度を豹変させても問題なしです。「芯が強いな」と思わせるのも一つの交渉術。

 

普段からの態度で大体の事が終わってしまうため、流れに乗らず、行動に移しましょう。「これでいいや」と思うとずっとそうなります。

 

疑問に思ったらすぐに解決、また質問の繰り返しでお金の問題だけは解消しましょう。敷金がどうとかではなく、お金にだらしないと思われるきっかけです。

 

自然消耗や経年劣化などガイドラインに記載があるのもお忘れなく。しかし、先に記載した通り、大家さんが絶対なのは変わりなし。

 

ガイドラインはあるものの、大体は常識で通らない物件が多いです。やはり、最低限の立会いと入居前チェックが最重要です。

 

又、入居したすぐ後でも関係ありません。普通に生活していて、生活周辺が成り立たない場合・・・「水が流れない」や「お風呂がつかない」などはすぐに言いましょう。

 

「一回も使ってない」が一番いいのですが、一週間や二週間経つと余計に「自己責任」にされやすいです。ここも交渉術の一つです。

 

6、敷金の返還はいつなの?まとめ!

敷金の返還はケースバイケース。戻ってくるタイミングは退去時。いつ?とか相場は?と調べても物件によるため、なかなか難しいところ。

 

相場があってもガイドラインにそらない場合もありますし、敷金返還はトラブルに発展しやすい項目の一つ。

 

変なトラブルに巻き込まれないためには、事前確認と清算書が大事。交渉の方法は自分一人でやろうとしない事です。管理会社はある意味、大家さんの味方なのであまり期待しない方がいいです。

 

一応、顧客の事を考える立場にありますが、「大家さんあっての不動産屋」とも言えます。借主側が意識するのは、規約と原状回復や敷金の振り分け。

 

退去時には立会いを兼ねて、自分がやっていない証拠があれば出しましょう。部屋を借りると言うのは大変です。1月、2月、3月頃になるとドドッと部屋を借りる人が増えます。

 

3月中旬頃までに部屋を決めるのは非常に大変で、物件探しにも疲れます。疲れたならそういった記事も記載していますので、そちらも参考にしてはいかがでしょうか。