賃貸って即日入居できる?アパート(マンション)入居の知らない事まとめ!
賃貸が即日入居できるアパートやマンションはもちろんあります。ですが、入居の時に引っ掛かったり、いざ入居しようと思ったら、即日入居の意味を取り違えていたりと問題がないとは言い切れません。
賃貸物件で即日入居できる物件の見分け方や問題、その他、入居の時に知らないと唖然となってしまう事をまとめています。賃貸物件の即日入居可とはどのくらいの時間が必要でいつから本格的に住めるのでしょうか。
【目次】
1、賃貸物件は即日入居可能?
2、即日入居可ってどのくらい時間掛かる?
(いつから住める?)
3、賃貸物件の「即日入居」の罠
4、即日入居可物件のコツと注意点
5、4月までに入居したい方へ
6、即入居でなくてもいいはず
・住めればそれでいいタイプが引っ掛かる例
1、賃貸物件は即日入居可能?
もちろん、OKです。賃貸物件を紹介する雑誌やインターネットの情報、不動産屋はさすがにそこまで嘘を付きません。問題点は「3」の即日入居の罠に記載していますが、単純に即日入居は可能です。
証拠がないと混乱するので、ぜひご自分で不動産情報や賃貸物件のアパート情報、マンション情報を見て「即日入居OK」もしくは「即日入居可」の物件を探してみて下さい。
ただし、即日入居と言っても最低でも3日~一週間前に言っておかないと入居できない事が多いです。例外はウィークリーマンションとマンスリーマンションです。
検索方法は「賃貸 即日入居」で大丈夫です!!
ついでに即日入居を探す時のポイントを記載しておきましょう!
・気に入った物件は皆狙っている!早めの問い合わせが大事
・気になる物件はすぐにメモに残す、もしくは保存しておく
・検索をどんどんして自分の要望にかなう物件を探す
・即日入居だから・・・と諦めない
ポイントやコツはこんなところです。急な引越しや転勤に対応できる即日入居可の物件ですが、そこまで諦める必要はありません。その辺りはアパートもマンションも同じと考えていいです。
即日入居可とあまり関係ありませんが、入居して2000文字くらいのアンケートに答えると5万円が対象者全員にもらえるキャンペーンもあります。また、10万円が抽選で当たるキャンペーンもありますから、部屋探しの時はぜひキャンペーンも参考に。
即日入居可とは言え、部屋を見学できるのはもはや当然です。修繕、リフォーム、クリーニングが済んでいるのも常識の範囲。
部屋を見学できるので、焦っているとは言え一日の内に何件も見る事ができるのも即日入居物件の強みです。長く探している方もせいぜい、3件~4件の方も多いので、頑張ると即日入居も長く探すのも関係ありません。
即日入居とは言え、カギ交換や審査はあります。
2、即日入居可ってどのくらい時間掛かる?
いつから住めるか?の答えは物件によりけりが回答です。物件によっては、即日入居可と記載があっても、一ヶ月後から住める物件もあります。
しかし、審査に2~3日、契約書の整理に3日程度。そのため、最短でも一週間が目処といったところでしょうか。人によっては最低5日間は必要!と記載している方もいます。
やはり、審査を含めて一週間は余裕を持った方がいいでしょう。どうしても住まなくちゃ気がすまない!何でもいい!と言うのなら、ウィークリーマンションとマンスリーマンションをおすすめします。
短い期間だけしか住めず、結構値がはりますが普通に住む分には何の問題もありません。家具やベッド、最寄駅まで5分程度、ビジネスホテルよりいい感じの部屋・雰囲気が売りです。
単身赴任の方が主に使いますが、軽いホテル気分でも使えるでしょう。仮住まいとしてはいいかも知れません。
3、賃貸物件の「即日入居」の罠
カギ交換、審査がある・・・と知ってましたか?実は即日入居可と記載があっても最短で2~3日時間を要する場合が非常に多いです。
即日入居までどのくらいでと検索したり、いつからと検索する方はきっと当日が希望なのでしょうか。
場合によっては一週間掛かる事もあるそうで、そこは大家さんの器量次第でしょうか。即日入居と言うと「え・・・今すぐじゃないの・・・?」となるのが普通です。これが「即日入居可」物件の最大最高の罠でしょう。
いつの時代でも「な~んだ!即日入居可の物件あるんじゃん!じゃ、当日でいいや♪」となって全く探さない方がいます。と言うより非常に多いです。今すぐに即日入居できるから即日入居可なんだろ!!とトラブルに発展する事もしばしばあります。
空き予定の物件より遥かに早く契約できる事は事実で、実は入居まで2~3日と言うのはかなり好条件なのですが、即日入居を探している方にはそんな事はどうでもいいのでしょう。
不動産屋も顧客がすぐに入居を決めたい!と思っている事から即日入居と記載したつもりが、返って裏目に出てしまったのでしょう。「すぐ」が不動産屋からすれば2~3日だったのですが、顧客からすると「1分後」だったのです。
私も顧客の意見に賛成です。「1分後」なら即日入居と記載してもらいたいです。様々な手続きが必要な事から即日入居はもはや即日入居ではなくなったのです。
【では、1分とは言わないが1日はないのか?】
翌日であれば、シェアハウスがいけると記載があります。そして、インターネットから見つけ出すと「GOOD STAY」と言う不動産屋がその旨を説明していました。
・即日(当日)入居は可能ですか?
入居希望日の午前中までにFAXやメールを送り、事務処理を終わらせる事が条件です。これさえ、通れば入居希望日の夜から入居する事が可能・・・だそうです。
ウィークリーマンションやマンスリーマンションと言った特殊な物件になるかも知れませんが、文句言えない!と言う方は調べてみて下さい。
【追記】
10月28日に調べていくとやはり、ウィークリーマンションやマンスリーマンションの事でした。
ウィークリーマンションとは、一週間や数ヶ月程度の滞在しかできない場所を言います。また、マンスリーマンションは一般的にはウィークリーマンションと変わりません。滞在期間は一年未満を認めています。
と言っても、滞在期間中に何かしらの事情があり延ばさないといけない事もあります。その時は、再契約の形でもう一度同じ部屋に住む事も可能です。
一人暮らしで新居を探している方には縁のない話しかも知れませんが、仮入居したい、少しの間だけ借りたいなどの理由が7割を占めるとあります。
ビジネスマンが出張や単身赴任のために利用しているのでしょう。
賃貸物件の即日入居は結果的にはできるものの、単身赴任や急な出張以外の場合は3日~一週間入居まで掛かると考えた方がいいです。インターネットには「むしろ、2週間は必要」とありますし、時間が必要です。
どうしても即日入居したい!と考える方以外は多少の時間は必要と頭に置いておくといざと言う時に焦りません。
4、即日入居可物件のコツと注意点
即日入居可の物件にすぐに住みたい時に何の準備していないといくら、上記に挙げた企業でも不可能となってしまいます。
上記の様なウィークリーマンションやマンスリーマンションなら話しは別になりますが、一般的には賃貸物件で即日入居は不可能となっています。一日で入居できたなら、知人だったり友人だったりと特殊な環境に恵まれたのかも知れません。
入居をできる限り早くしたい時の準備
・住民票
・印鑑証明書
・申し込み書(住む予定の物件のです)
・身分証明書のコピー
・源泉徴収票(給与明細)
・銀行の通帳と印鑑
・保証人の住民票と印鑑証明
上記に挙げた書類は必要書類なので、即日入居したいのなら、予め揃えておきましょう。もちろん、すぐに入居を決めない場合でも入居を早めるために使います。
不動産広告にある即入居に注意
不動産屋にある広告で即入居可物件は前の入居者はすでに出ていますよ、クリーニングが終わっていますよの意味で今日入居できると言っている訳ではありません。即日入居の言葉を使うのも少々問題視されていますが、都合上の問題でしょう。
空き室が出る事は不動産屋は一ヶ月前程度に分かります。賃貸物件から出る時は入居している人が事前に「退去する旨」を伝えるからです。キャンセルした場合は、ちょっと面倒です。
「空き室になる予定だったのですが・・・」と話しが始まると思います。これは、退去できない理由があるか、退去を止めたかなどの意味があります。
5、4月までに入居したい方へ
正直、即入居物件に頼るのは間違いです。たまに「一日前に探し始めました」なんて人がいますが、探す期間としては重いです。
意外と一週間前から探し始める人が多いですが、学生の場合と一般の場合は違います。最近では学生マンションがありますから、学生の場合は何とかなるパターンが多いです。
女性専用物件、家族団欒で新居、転勤で入居など様々な理由があります。学生と一般では条件が大きく異なるので、非常に注意して欲しい点です。
学生なら学生マンションに落ち着く事もできますが、一般の場合は違います。転勤が決まった瞬間に不動産屋に相談するか、インターネット検索して住み心地の良さそうな物件、駅近の物件を探すのが賢いです。
最低でも4月がすぐそこで物件探しを始める人より早くスタートできるので、いい物件が見付かる可能性も十分です。
考える事は皆同じなため、早め早めに妥協できる点や妥協できない点をリストアップしておいて、即入居可などは一度忘れておきましょう。
実際に中を確認できる時間があればある程、物件探しは有利です。簡単に見付かるイメージもあり、「そんなのどこでもいいよ」と言う人に限ってかなり色々気になるタイプのパターンが多いです。
「結構贅沢なんだな~」と物件探しをすると初めて分かると思います。気に入った物件を見付けるまでに疲れてしまうのは、そのためもあるはずです。「住めればいい、だけど、これはないでしょ!」にはまる人多数です。
6、即入居でなくてもいいはず
結局は即入居可を探す人は相当切羽詰まっている人です。そういう方は期間限定とかで住むよりも相談した方が早いです。無理に住むのではなく、一時的に安いホテルとかに寝泊りするのもいい手段。
「一週間程度で入居できるなら多少の出費くらいいいかな」と思うか「少し遠いけど一週間くらい我慢するか」で妥協するか。
やはり、入居するならある程度は納得した気持ちで新生活と決め込みたいものです。
入居をためらう人が引っ掛かる例
最後に住めればそれでいいタイプが引っ掛かる例を出しておきましょう。
1、洗面台がすばらしいくらいに汚い
2、過去に事故物件で登録された
3、音が響きやすく、夜中寝れない
4、トイレがない、お風呂が共同
5、インターホンにカメラがない
6、それどころか壊れている
7、ペットがダメ
8、トイレの水が流しにくい
9、シャワーがなかなかお湯にならない
10、エアコンがない
11、部屋の向きが明らかにおかしい
12、周りにコンビニ一つない
13、自然環境が悪い
14、キッチンに「あれがない」が多い
15、電気を繋ぐ場所があまりにも少ない
16、インターネットが設定できない(向こうが決める)
17、通勤5分は実は自転車だった
18、インターネットが無料じゃなかった
19、お風呂の追い焚き機能がない
20、ガスが「これじゃない」
21、浴室に乾燥機がない、洗濯機すらない
「これ贅沢って言うの?」が常識で大丈夫です。しかし、現実を見るとウンザリする程になります。物件探しがなかなか決まらないのはこれらの理由が10個も15個も重なるからだと思います。この中で最低でも5個は妥協しないといけないでしょう。
全部を求めると一気に家賃10万円以上の世界です。お金持ちなら何も問題ありません。贅沢のイメージは恐らくオートロック、見晴らし、全自動ドア、警備員付き、ゴミステーション、温泉、エステサロン付き、広いお庭、ガーデンができる、でしょう。
車の置き場や自転車の置き場など普段の生活に慣れ過ぎて、ランクインすら入りません。即入居と言ったらもう「住めればいいんじゃないの?」と言われてもおかしくありません。
しっかりと現実を見据えて、4月に入居できる様に早めに準備して下さい。全ての賃貸マンション、アパートがホテル仕様ではありません。イメージは・・・・イメージなのです。