未公開物件とは?不動産屋が隠す1つの理由!
未公開物件とは、不動産屋に行かないと見れない物件の事です。インターネットに載っていない物件、と言った方が早いです。
もちろん、「未公開」ですから他の人も知りませんし知っているのは、その会社のみ。俗に言う「独占物件」のさらに上を行く物件です。
又、未公開物件は非公開物件とも言います。同じ意味なので、どちらかの言い方でいいです。
不動産屋に紹介してもらうにはある程度の信頼関係を結ばないとダメと言われたり、最後の手段として営業を掛ける事もあります。
しかし、その中で1つだけ未公開物件にする理由があります。それは「1」に記載。
【目次】
1、各不動産会社の強みだから 「未公開」
2、闇は存在する。未公開物件の裏
☆未公開物件に対する探す方と不動産屋の考え方
3、未公開物件を手にするたった1つの方法!
4、大手が持っていない情報を掴む!?
☆未公開物件についてはネット上は嘘しかない
5、不動産屋プロが明かす!未公開物件の罠!?
1、各不動産会社の強みだから「未公開」
理由は様々ですが、インターネット上に公開してしまうと皆が見れてしまいます。会社同士の利益の違いがなければ、それもいいでしょう。
しかし、「誰でも」見れてしまうのですからライバル企業も見れてしまいます。どの物件が強いのか?をリサーチしてくれ、と言っている様なもの。
各々、顧客を取りたいのですから、ライバル会社に勝つために、自分の企業に来る意味がある、強みとして未公開物件を持っている訳です。記事の大部分はこれで終わりの様な気がします。
未公開物件の中には闇もあるので、一般素人は「2」も見ていくといいでしょう。不動産屋ごとに強みとして未公開物件を持つ事で顧客は一つの企業に絞られずに済みます。
「イエプラ」「エイブル」「スーモ」とたくさんありますが、家探しをする際に未公開物件を持っておけば、小さな不動産屋も戦えると言う事です。
独占物件以上の物件は掘り出し物と言われたりしますが、簡単には公開しません。不動産屋にとっては最終兵器。
「これは!」と言う物件なので、相当に信頼関係を結ばないと出て来ないとか。不動産屋はここしかないな、と決めている様な人に公開してくれる物件との噂。
未公開物件を求めて、各不動産会社を回るのも悪くないでしょう。
2、闇は存在する。未公開物件の裏
未公開物件には、憶測もありますが概ね以下にまとめた通り。
・ライバル会社との差を付ける
・未公開物件でなくても未公開物件
・今は公開物件、昔は未公開なのでそのまま
・新築・退去後すぐの物件だから
・他社に知られたくない物件
・人気物件のため
裏まで行くと、未公開物件と言い張る企業まである始末。本当は共有物件のはずなのに、独占物件と言う事まであります。
未公開かどうかは素人には判断が付きませんから、結局は未公開の言葉を信じるしかないのです。これは、不動産業界の裏ですから未公開物件かどうかを判断するのは難しいかも知れません。
ただし、未公開物件を見抜くためには1つの方法があります。それは「何か隠している物件ありませんか?」と聞く事です。信頼関係を結ぶよりも手っ取り早い方法。
隠す理由があるのですから、「もしいい家であれば契約します!」の一言は強いです。私も一度、この方法は使いたいと思いますが引越しをしないといけませんので・・・。
他の方は「契約します!」の一言で折れるとの意見。不動産屋も顧客が欲しいのでしょう。今や独占物件や未公開物件の話しは個人的な記事でも公開されるほど。
ニュースや不動産専門誌にも書かれるので、隠す必要もないと考える人も大勢います。しかし、素人には分からない世界ですから、未公開物件はこれからも続くでしょう。
又、未公開物件は専門誌に載る事はありません。不動産屋のフリーペーパーではなく、不動産屋に直接行かないと情報を掴むのは難しいです。
最近では、未公開物件と検索するだけでインターネットに出て来ますが、あんな物は未公開でも何でもありません。
「未公開」の言葉を使ったただの広告です。これも裏の一つ。「未公開物件」と言えば、素人は食い付くでしょう。少し知識を得た人を釣る逆の方法です。
「最近では未公開物件なんて言うのがあるのか~!これは私(俺)有利だね!」→見事に「不動産広告」に釣られた人です。
情報を逆に利用した方法なので、未公開物件の意味なし。そもそもインターネットに公開しているのですから、「未公開」ではありません。何を以て未公開としているのか不明です。
未公開物件の罠とでも言うのでしょうか・・・・。あまりいい方法ではないと思いますが、会社も必死なのでしょう。
未公開物件に対する探す方と不動産屋の考え方
未公開物件は個人の考え方では以下の通りになるはず。
どこにも載っていない物件でお得!
私(俺)しか知らない情報みっけ!
お得!これはラッキー!
早めに予約しなきゃ!
特に間違いと言う訳ではありません。普通はこう考えます。しかし、不動産会社の考え方はまた別。
インターネットに載せてはいけない
社内で秘密厳守にされている
広告が禁止されている
他人の目に付かない様にする
どちらかと言うと不動産屋の方が正しい見解です。インターネットに載っている未公開物件は、独占物件を未公開と言っている気がします。
未公開物件は、他人の目に付く様では未公開とは言いません。本当の未公開物件に出会う方法は「3」辺りに記載。
実はインターネットに載せている、事も逆にありそうですがまずないです。未公開物件は「超お得」「スーパー物件」である事が多く、確実に抑えたい物件になります。
3、未公開物件を手にするたった1つの方法!
結論は「信頼関係」。
不動産業者も人ですから、信頼には敵いません。しかし、それではどうすればいいか?が分かりません。
常に不動産屋に行くのか?常にそこしか選べないのか?・・・違います。
熱烈アピールが重要です。「何かありませんか!?」「どうしても部屋を決めたい!」の熱烈したアピールです。
他の人に紹介するくらいなら私(俺)に紹介してくれ!と言わんばかりのアピールが最重要でしょう。それでもダメな時はダメです。
タイミングが重要とか言っていますが、いい物件は人次第。前に記載した事がありますが、人によっていい物件は違います。
しかし、何故か自分がいいと思う物件は人もいいと思うのです。不思議と。だからこそ、「物件を取られた」となります。
よくある話しは下記の項目通りです。
不動産屋との信頼関係を結ぶ
不動産屋との信頼関係を結ぶ方法は常にいい顧客であり続ける事。何度も足を運ぶのもいいです。「あの人がいいな」と言うのもいいです。
いかに私(俺)がその不動産屋だけを求めている事をアピールする必要があります。難しい方法なので、現実的ではありません。
「いい部屋があれば契約します」の一言
本当の一手はこれです。いい部屋があれば「契約します」の一言です。「契約します」
は本当に強いです。上述しましたし、何度でも言います。
人気物件だろうがダメ物件だろうが、「契約」が大事。どちらにしろ「契約」が最強の手段です。入居してくれるのですから、不動産屋にとって間違いはないでしょう。
後、問題なのがオーナーが「こういう人でないとダメ」とか言っている場合です。そういった場合はいくらせがんでも未公開物件を見せてはくれないでしょう。
「契約」の一言もダメになってしまいます。
4、大手が持っていない情報を掴む!?
未公開物件をどうしても手に入れたい、探したい!そう考えてくれるなら後一歩。できれば、地域密着型とも話しをつけたいところです。
扱っている範囲は狭いですが、何千、何万と取り扱う大手でも取り扱いのない部分があります。「全部の物件が大手や不動産屋に集まる訳ではない」のです。
不動産事情は様々です。「実は」なんて事はたくさん過ぎます。大手は「大体を扱っている」でOK。
地域密着型は扱い範囲は狭いものの、もの凄く細かく物件探しができます。大手で決まらないなら、近くの不動産屋へ行ってみるのも経験です。
ダメな不動産屋もありますから、それは下の記事で確認して下さい。
不動産屋と言うより担当者の問題はこちら。
大手が持っていない情報をどの程度把握しているかは不明です。独占物件・・・掘り出し物を見付ける事ができるかも知れません。
もちろん、未公開物件の山かも知れません。どうしても迷っているなら時間も惜しいですから、足を運んでみるのも◎。
内見も早く予約を取ってくれるかも知れませんし、人が少ない程有利です。何件も見る方法としては結構いい感じです。
大手は信頼はありますが、人が多過ぎて内見できません。内覧会になるともうダメダメです。一人一人を見ているのかどうかすら怪しいです。
言いたくない事は山ほど。記事長いので、時間のある時に。
巷で噂の「イエプラ」は未公開物件情報を教えてくれるとの事。これだけでは弱いな・・・と思いましたが、有料サイトを閲覧し教えてくれると記載。
本当かどうか分かりません。しかし、情報の出所を考えると一般に分からない部分まで調べてくれます。
チャット放置されるとか口コミにありましたが、何度か呼び掛けて下さい。チャットと言っても怪しいチャットではありません。
「不動産屋に行くのが面倒」人向けのサービスなので、ご安心を!こうした手段も大手が持っていない方法を掴む手段です。
「イエプラ」の場合、賃貸物件、マンション、アパートの他にも一戸建て、高級マンション、タワーマンション、デザイナーズマンションと言った場所を紹介。
ペット可、女性専用、シングルマザー向け物件、バリアフリーなど条件検索する必要もなく、条件をチャットで書けば探してくれます。
対応地域は以下の通り。
・東京
・大阪
・神奈川
・埼玉
・千葉
・京都
・兵庫
・奈良
です。対応地域でない方は残念!イエプラにコツだけでも聞いておく価値はあるかも?
この程度ならどこの不動産屋も出来そうですが、今のところチャット形式をとっているのは「イエプラ」のみ(?)
有名な場所なので、口コミに「親身!」「放置された」など多数。多数と言う事は・・・使っている人も多いので、安心です。
もっと裏を言うとそうでもないかも・・・?なのですが、置いておきます。
未公開物件についてはネット上は嘘しかない
不動産屋のホームページや一括査定サイトなど見なくていいです。「未公開物件」の意味が分からないので、「未公開物件は不動産屋に直接行かないと見れない」でOK。
例外として有料サイトがあるのですが、一般に公開していません。「レインズ」なのですが、有料サイトなのでおすすめはしません。
「イエプラ」はその有料サイトを調べてくれるらしいですが、率直な意見なのでネット上は信用できません。
「これは未公開物件だ!」は素人に判断は付かず、苦労すると思います。しかし、不動産屋やインターネットを見ていると段々知識が付いてきます。
素人にできる事は記事で記載した、不動産屋と信頼関係を結ぶもしくは「いい部屋があれば契約します!」程度。
インターネット上の情報は嘘だらけなので、信用しない方がいいです。私の記事はある事情で各記事をまとめている最中なのですが、情報量は経験談の方が上。
しかし、それもある事情で本当かどうか分からないので微妙です。結局は不動産屋に行かないといい物件は見付からないで話しは終わりです。
5、不動産のプロが明かす!未公開物件の罠!?
ここまで読んでくれたお礼に、私ではありませんが不動産屋のプロの意見を最後に公開。
「不動産屋は機械的な仕分けしかせず、誠実な人は少ないと判断するべき」と記載。
私としても「情弱客」になると判断するので「このくらいの値段しか・・・」と言うとピッタリの物件を持ってきます。
「未公開物件」だけで決める顧客は残念ながら多い世の中。情報にうとい人はカモ認定され、「ここがいいですよ!」「あ、これなんてどうです?」と調子に乗られておしまい。
売りたい物件を持ってこられるのがいいところなので、メールや電話の嵐になるとも。自分のライフスタイルに合う物件を選ぶのがコツとの事。
「未公開物件」の情報に踊らされてしまうと、せっかくの家探しが台無し。嘘のお得感に惑わされない様に気を付けて家探しをして下さい。