「収入で家賃が決まる。」と言われる理由を知って
いるでしょうか。
実際のところ、勝手に自分で家賃を決めている背景があり
そこまで「決まる」訳ではありません。
しかし、自分の収入や年収を見て、家賃を決めているのは
事実で、そうしないと生活できないので結局「決まる」
事になります。
この記事では、本当に収入で家賃が決まるのか?
これを徹底的に検証したいと思います。
収入で家賃が決まると言う事は住宅ローンも決まります。
住宅ローンについてはこちら→
で紹介しています。
【マンションには家賃支払いの審査がある】
ちなみにマンションはどこでも借りられる訳ではなく
年収によって審査基準があります。
賃貸の場合には、大家が気に入るかなど
細かい点はあります。
しかし、住宅を購入する時と違い、賃貸は比較的簡単です。
単純に「収入から支払えるであろう金額」要するに収入を
最重要視します。
【年収(総支給)が360万円の場合】
段々と下げていきましょう。
収入が25万円程度で実質年収250万円だとしましょう。
(本当は360万円ですが)総支給は30万円だとします。
これだと、月々の管理費用、貯蓄を考えると審査に通る基準は10万円
が限度額です。
一軒家の場合では手取りで25万円あれば一軒家が建ちます。
もっと低くてもお金の使い方次第です。
一軒家の月々の支払いは5万円や6万円など様々なので
自分が支払える金額なら問題ありません。
【年収(総支給)300万円の場合】
一軒家の場合には手取り20万円でも総支給が25万円です。
普通にこの金額で家の月々のローン返済にあてている人も
いるので、心配無用です。
【マンションの場合の積み立て資金目安】
マンションなどの賃貸物件の場合は
修繕費用や管理費用の積み立てのために月々、家賃
と2万円~3万円程度必要でしょう。
ローン返済の他になかなか支払う金額があるのです。
【結局、普通の家賃と普通の出費は何に掛かる?】
色々記載しましたが、結局普通の家庭の考え方と一般論は
どうなのか?です。
普通の場合、家賃が10万円なら30万円の収入があればOKです。
もちろん、手取りだと25万円で総支給の事です。
家賃支払いには月収の3倍が最大基準で、普通は支払えます。
本当にぎりぎりの最大基準でも、生活が保てるのが普通の出費です。
出費する金額も一応記載しておきましょう!
実際にはずれる事間違いなしですし、働いているなら交通費は
出るかも知れません。
しかし、趣味・娯楽に使う金額次第で上記に記載した様に
支払えなくなる可能性もあります。
約7万円の出費になっていますが、自分はどうでしょうか?
手取り25万円なら18万円残ります。
手取り20万円なら13万円残ります。
更に15万円なら、8万円しか残りません。
【まとめ】
家賃と収入の限度や出費について記載しました。
自分の収入と比べて、どう心境の変化があるでしょうか?
意外といけそうだな!と思ったら「縛り」を感じない限り
大丈夫でしょう。
「ずっとこの生活が続けられますか?」と言われた時に
きちんと答える事ができるでしょうか?
苦しく、そして酷な事を言う様ですが、お金が必要な世の中
なので、きつく言った方が良いのです。
老後資金もローン返済も退職金任せで本当に良いのかどうか?
これから上がる給料を信じられるかどうか?
これが最大の分かれ目でしょう。