不動産投資は節税にならない!税理士が認める5個の理由
不動産投資は節税にならない・・・これを聞いて「えっ」と思うでしょうか。税理士の意見を見ると、節税になると言うのは損した時だけ。
結論を先に言うのも何なのですが、読む気が消えた人のために先に言っておきました。難しく言えば、もっと色々と関わりますが節税になるのは嘘でいいです。
【目次】
1、 節税になるのが嘘とはどういう事か?
2、「不動産投資をやる上で」の節税と考える事
1、節税になるのが嘘とはどういう事か?
節税になるのは不動産投資をした上での税金が関わります。不動産投資をすると、専用の税金が発生するのですが、これはいい方の税金です。
「節税」の方になります。ここまではいいです。「稼げたのに節税になるのか?」と疑問に思って下さい。
前の記事でもいいましたが、節税になるのはあくまで損した時。アパート経営でもマンション経営でも構いませんが、損すると不動産投資のリスクとして税金が多少免除できます。
これが「節税になるよ」の発言です。損しなければ、どうなるの?と言えばただの副業です。税金が掛かって当たり前です。
しかし、経費として計上できる事から節税になるのは当然ではないか?と言いたい気持ちはあるでしょう。「本来は節税になっていない」と言った方が正しいかも知れません。
2、「不動産投資をやる上で」の節税と考える事
【経費一覧表】
・税金(不動産を購入した時に掛かるお金)
・保険料(火災保険の加入)
・管理会社への業務委託料
・司法書士や税理士への報酬
・減価償却費
・修繕費
・ローン金利
・その他
経費として計上できないものには所得税と住民税があります。ここで、変だと思いませんか?「所得税」=手に入るお金が節税できるはずでは?と。
普通は「所得」こそが「不動産投資で稼げたお金」であり、これが節税にならないと何の意味も持ちません。では、住民税なら・・・これも適用外。
他を見ると、全て「不動産投資をやるから」掛かるお金です。全部不動産投資をやらなければ、掛からないお金です。
不動産投資をやる時に有利になる条件であり、元々は全くの0の状態からリスクを負う事になります。これが理解できていないと「節税」の言葉に騙されます。
一つ一つ見ましょう。
・税金・・・・不動産を購入した時に掛かるお金です。
・保険料・・・火災保険は不動産購入と同時に入るもの。
・管理会社への・・・不動産投資を始めれば関わるお金
・司法書士・・・・不動産投資の相談の時に払うお金
・減価償却費・・・建物の費用を計上
・修繕費用・・・・建物を直す時に掛かるお金
・ローン金利・・・不動産を購入したから掛かるお金
・その他・・・・・不動産投資を始める上での雑費
わざと赤くしているのが理解できたならOK。全て「建物・不動産」の文字です。節税になるのが不動産投資のリスク軽減なのであり、稼いだお金を節税するものではありません。
結果的に言えば「不動産投資をやっているなら」節税になります。