家賃、管理費、共益費の違い!実は知らない3つを徹底解説!
家賃、管理費、共益費の3つは意外と知らない費用なので、マンションやアパートと言った賃貸物件に住んでいる人は要チェック。
家賃と管理費、共益の違いを徹底解説!賃貸物件に住んでいるなら、これで安心間違いなし!
【目次】
1、家賃とは何か?費用で一番重要?
2、管理費とは?物件を管理するための費用
3、共益費とは?皆で使う部分の費用
4、探す方はどうすればいいのか?
5、家賃、管理費、共益費の意味は探す方にはない
6、不明瞭な使い方は管理会社に聞く
1、家賃とは何か?費用で一番重要?
家賃とは、そのままのイメージで結構です。住むために月間で掛かるお金が家賃です。バラバラにしてありますが、住むためのお金は家賃です。
難しく言うと、家賃とは賃貸物件の利用者から貸主に支払われる費用の事です。通常は1ヶ月分で住まいサイトに記載、支払う事になります。
貸す側は高い物件程、安定してトラブルが少ないと覚えておくといいでしょう。又、女性は安全面にコストを割きます。
セキュリティ面を含めた設定は貸す側にとって有利な条件です。
家賃は費用で顧客が見る最初のお金。これが高いと物件に住まない確率が大きくなるはずです。そのため、下で説明する共益費と管理費に分けています。
悪く言うと誤魔化しているとも言えます。
2、管理費とは?物件を管理するための費用
管理費とはオーナーが不動産業者に支払うお金です。手数料は5%~6%程と言われています。いかに管理体制がしっかりしているかで管理費は違います。
5%~6%は一般的な数値で、その物件がしっかりしているか?で費用は違います。オーナーにより、管理費を割く場所は違うでしょう。
マンションやアパートを管理、修繕していくための費用です。放置されると地震や火災の時に大迷惑です。
貸す側が不動産業者に任せている事もあり、管理は流石にオーナー(大家)自身ではできません。ある程度の管理はできても、工事などは不動産屋任せなのです。
管理費がない物件もありますが、仲介手数料が発生したり割高になる事もあり、管理費がないから安いとは一概に言えません。
管理費は共益費と同じく、エレベーター部分やオートロック部分の事と記載されている記事もありますが、これは、管理費、共益費、家賃に法律的に分けている実証がないためです。
管理費も共益費も同じと考えてもいいくらいです。初期費用の一つとして考えていいです。最初に支払う費用には管理費と共益費も含まれます。
3、共益費とは?皆で使う部分の費用
共益費とはオートロックやエレベーターなど皆で使う部分の費用です。共益費がないと、マンションやアパートの共用部分は全て駄目になってしまいます。
管理費、共益費、家賃を分けるのは物件価格を安く見せるためです。貸す側としてはメリットがありますが、借りる側としては混乱するだけかも知れません。
共用部分とは名前だけで、管理費とほぼ変わりません。家賃、管理費、共益費を全て合算して「家賃」と考えて物件探しの決め手としましょう。
初期費用として絶対に支払いを命じられる費用ですし、もし、管理費や共益費がない物件でも支払っている事になります。
家賃の中に管理費と共益費が入っているので、どちらにしろ変わりはありません。それでも安い物件には立地条件的にあり得ません。
「相場はある程度決まっている」のが不動産屋のプロの意見。安い物件なら共益費、管理費、家賃以外に事故物件など何かしらの理由があるはずです。
4、探す方はどうすればいいのか?
家賃、管理費、共益費の違いを理解しても、借主側がどうする事もできません。一番の対策方法は、トータルでどの程度掛かるのか?です。
家賃だけ見ると管理費で痛い目見ます。共益費でも痛い目を見ます。だからと言って管理費なしの物件を見付けようとすると、これも大家や不動産業者の睨んだ方法。
当然、管理費なし共益費なしの物件を探すと思います。しかし、実際には「家賃に管理費込み、共益費込み」の物件が出て来ます。
この通り道は大家と不動産業者の思惑通り。素人の通り道で、物件探しをする時にはまります。そして、それを分かっているのが、大家と不動産業者。経験に敵いません。
結局は物件一つ一つに構っている程、暇ではないはずなのでトータルのコスト面で考えるしかありません。
「最終的に支払う金額はどれぐらい!?」です。これで、家賃、管理費、共益費を分けていても問題なくなります。
後は、良い物件を探せるかどうかだけです。
・トータルのコストで考える事
・あえて、通り道にはまる事
・通り道の後はどのくらい掛かるか?で決める
・管理費、共益費、家賃込みで費用と考える
この程度の対策で十分です。最初の費用は初期費用として十分に掛かります。家賃何ヶ月分だとか、これはほぼどの物件でも同じなので仕方ないです。(敷金・礼金などはない物件もあります)
初期費用ではなく、2ヶ月目とか3ヶ月目とか最初の費用を支払った後に1ヶ月で貸主に支払う費用を聞く(調べる)といいでしょう。
5、家賃、管理費、共益費の意味は探す方にはない
ない、と記載しましたが探す方は騙されない様に注意する必要があります。家賃、管理費、共益費を入れて「家賃」でOK。
最終的には管理費、共益費は1ヶ月家賃無料にフリートレントでも支払う事になります。
3つを分けている意味はほとんど、不動産屋や大家さんの事情です。検索に引っ掛かりやすい、税金対策になるなどです。
管理費も共益費も家賃の一部と考えてOKですが、賃貸物件を探す時に3つの表示がないからで安心するのは駄目です。
3つが分かれている意味を知っておくと賃貸物件を探す時の大きな手段となるでしょう。
実は管理費、共益費を使う箇所に決まりはなく、大家さんや管理会社に任せている部分が多いです。要するに物件ごとに使用する場所に違いがあります。
大家に向けたアンケート調査でも、「管理費や共益費の目的は大家次第」だそうです。
エレベーターに使ったり、オートロックに使ったりと一方ではポストかも知れません。物件の状況にもよりますから、「共益費」と言うのでしょう。
共用部分に使うお金に決まりがあっても変なくらいです。「オートロックがない物件はどうするの?」となるためです。
管理費と共益費を使う部分が明確でないため、賃貸物件ごとに違いがあるのかと探す方は注意するだけです。
稀に共益費の使う部分が明記されている事がありますが、ほぼないでしょう。と言うより気にしません。実は賃貸物件を探す時は、共益費や管理費がどう使われているか?も重要な部分です。
家賃、管理費、共益費の3つに分かれている理由は実は意味がありません。しかし、不動産屋や大家さんからすれば大きな意味になっている訳です。
6、不明瞭な使い方は管理会社に聞く
共益費と管理費の不明瞭な使い方は管理会社に聞くといいでしょう。すでに物件に住んでいる人は、管理会社に電話して確認をとってみてもいいです。
大家に聞いても分かりませんから、管理会社に問い合わせするのがいいです。共用部分に使うお金は数千円~数万円です。
自分の家賃(毎月支払うお金)から引かれているので、共益費と管理費の使用部分を聞くのは間違いではありません。
知らない間に知らないところに使っているお金なので、家賃ではない事を頭に入れておきましょう。しかし、支払わないの一手はほぼありません。
自分から出ているお金なので、「ここに使って欲しい」くらいの意見は許される事でしょう。
家賃、管理費、共益費の3つの違いを徹底解説しました。管理費と共益費がない物件でも、家賃に含まれているのが一般的。
アパートやマンションに住み始めた後も管理費、共益費は関わっていくものだと覚えておいて下さい。