家賃以外に初期費用がこんなに!初めての賃貸住宅9選まとめ!
賃貸物件で家賃以外で掛かる初期費用は関東で、敷金、礼金、前家賃。関西では保証金、敷引きがあります。
その他に物件ごとによりますが、仲介手数料、火災保険、鍵の交換費用があります。これだと家賃以外に8個ありますが、初めての賃貸住宅について7選の意味なので、大丈夫です!
これ以外にも家賃の中に共益費、管理費が入りますから、支払うお金はかなりあると見ていいです。
実は家賃、管理費、共益費を理解していない人が多いはず。
【目次】
1、初期費用ってこんなに掛かるの!?
・日割家賃や前家賃は絶対支払うものなの?
2、敷金、礼金、仲介手数料の中身
3、入居後にやること
・新居のルールを細かく覚えておきたい
4、運び入れる前に、運び入れた後でも バルサン
5、賃貸住宅と一戸建ては費用が違う
1、初期費用ってこんなに掛かるの!?
賃貸物件において、初期費用とは何の事を指すのでしょうか?家賃?敷金、敷引きなどを含めてでしょうか?
本当のところは初期費用と引けば出て来るのが家賃や敷金の話しです。しかし、初期費用とは、厳密に言えば人によるはず。
・近所の挨拶の品物
・入居後のお祝い
・引越し業者へのお礼(缶コーヒーか)
・遠いなら電車賃
・何度も行き来する労力とお金
・上に記載した敷金、礼金、前家賃など。
・新生活のカーテン、家具、買い替え品
実は初期費用の中で盲点となるのが、買い替え品。実に90%以上の人が新生活において買い替えを行う事が多いです。
何かしら「いい機会だから」で買い換える事が多かったのではないでしょうか。この初期費用は全く関連性がない様でお金が掛かる面では同じ事です。
人によるので、どのくらい差が出るか分からず、真剣に危険があります。家賃以外で「こんなに掛かるんだ」と思って頂ければと思い、少しランキング形式にしました。
1、食費
2、交際費
3、洋服代
4、電気代
5、携帯電話料金
ランキングだと以上の通りですが、これでは初期費用と関係なし。しかし、掛かって来るお金に違いはありません。
家賃が2万であっても管理費で2万、共益費で2万なら6万円です。電気ガス水道で1万円、通信費で1万円、食費で2万5000円程度。
これでも11万円の出費です。しかも、一人暮らしの場合です。家族構成なら食費含めて、15万円くらい掛かるかも?
ランキング形式で記載してあるので、本当に15万円も掛かったら暮らしていけない人もいるでしょう。節約やずさんな管理をしていると家賃以外の初期費用で面食らってしまいます。
初期費用で掛かる費用は更に以下の通りにまとめられます。
【関東】
・敷金・・・家賃2か月分
・礼金・・・家賃2ヶ月分(戻って来ない)
【関西】
・保証金・・家賃4ヶ月分~7ヶ月分
・敷引き・・家賃2ヶ月~4ヶ月分
さっと、最初に日割家賃や仲介手数料など支払うと記載しましたが、それでは「?だから何?」です。私がそもそも文字だけで理解できませんでした。
礼金とは?
日割家賃や前家賃は絶対支払うものなの?
初期費用を抑える、そもそも納得して支払うために日割家賃や前家賃がどうしてあるのか?疑問ではないでしょうか。
日割家賃と専門用語を出すものの、簡単です。3月1日に入居で家賃6万。3月28日で家賃6万。「・・・あり得ないでしょ?」と。
日割家賃は入居した日から月末までの日付分を支払う金額です。当然、入居日なんて人によりますから、月末と月初では違いがあって当然です。
ただ、大家や管理会社が間違える場合があるので計算方法は知っておくといいでしょう。
「家賃÷その月の日数(3月なら31)×入居日数」となります。
入居日数は20日に入居した場合、20日も入れて31日までを数えます。20、21、22・・・・なので12日が入居日数です。
家賃が10万であれば、上の式に当てはめると
「100000÷31×12」=38709、6なので、38710円でしょうか。(四捨五入)
この様にPCやスマホの電卓を使えば簡単に計算できます。一応、計算式を覚えておくと便利だと思われます。
次に前家賃です。
前家賃は3月に入居し、4月分の家賃を支払う制度です。昔から言われますが、前家賃は何故支払うべきなのか?と言うと。
5月の家賃は4月末に支払います。ごたごたしますから、3月の末ではなく、「同時に支払ってくれれば面倒じゃなくてもいいよ」と言う訳です。
支払う金額に変化はありませんから、前家賃ではなく、次の月の家賃と言えばいいのではないでしょうか・・・。混乱します。
前家賃はただの言い方です。要するに「次の月の家賃も一緒に支払って~」です。
2、敷金、礼金、仲介手数料の中身
ここまでまとめると家賃、管理費、共益費、敷引き(関西)、保証金(関西)、礼金(関東)、敷金(関東)、前家賃、日割家賃になります。
初期費用も掛かり過ぎだと思いますが、説明すると理解できるはず。
敷金、礼金なしのデメリットはざっとこちらにまとめ。
後は仲介手数料になりますが、まず仲介手数料の基本は下の記事です。
随分、昔の記事ですが、仲介手数料の事しか記載されていません。余計な文字がないので、パッと分かるはず。
3、入居後にやること
初めての賃貸住宅に暮らし始め、右も左も分かりません。住んでいればその内分かる事もあります。しかし、だからと言って不安なはず。
室内チェック!これが最高に大事なところ。「不動産屋が言いたくない」でも記載がありますが、室内のチェックです。
写真を撮って、撮って、撮りまくるのです。思い出・・・ではなく、トラブルを避けるためです。退去時に壁に穴が開いていたとします。
自分のせいになります。トラブルの元です。最初から開いていたなら写真が必要。トラブルを避け、退去時にしっかり何も支払わない方法です。
最初に撮る写真なので、保存場所はきちんとしておきましょう。ほぼ動かさないなと思う場所がいいです。冷蔵庫の上とか、テレビの横とかどうでしょうか。
結構細かく、見ておくと初めての賃貸住宅でも安心して暮らせます。電気が点く、ガスが入る、インターホンが鳴る、メールボックスとかベランダなど細かく見ておくとかなりいいです。
支払ってもいいかと思うのなら、強制はしません。しかし、結構費用がかさみますから、最後までしっかりしておきたいです。
賃貸住宅の探し方にも入るのですが、入居後でもOK。写真を撮っておけば、意外と大丈夫です。撮影日があれば、もっといいです。
新居のルールを細かく覚えておきたい
新居には新居ごとのルールがあります。ゴミ捨てや集団生活の禁止事項を始めとして、どんな人が隣に住んでいるのかも把握しておくといいでしょう。
賃貸住宅は音が響くと記事にもありますし、意見にもあります。音が響くのがどの程度なのかは住んでみないと分かりません。
ただの足音、ただの物を落とす音でも迷惑です。敏感過ぎる程、響くので集団生活をする時は足音と物を落とす音を誤魔化すため、ラグがいいとされます。
マットと言えるかも知れません。床に置くだけで足音を軽減してくれます。洗濯機で洗えるラグなどもあります。
転入届け、国民年金、電気、ガス、マイナンバーなど
新居に入居した後はもういくつかあります。転入届け、国民年金、電気、ガスの手続きです。市役所に行って住所変更です。
クレジットカードの住所変更も出来ればやっておきたいところ。更に国民年金やマイナンバーの手続きも重要なところです。
マイナンバーの手続きは税金の支払いや国民年金の手続きに必要になる事もあります。運転免許証とずれた事で面倒になる直前だった経験も私にはあります。
番地がずれているのはもはやどうしようもありません。早急に手続きしないと「いざ!」と言う時に超面倒です。
請求書の連絡など全てを新住所に届ける様にしても間違います。せめて、自分にミスのない様にしましょう。転入届けや転出届けは1年間有効なので、1年経つごとに転送をお願いしましょう。
4、運び入れる前に運び入れた後でもバルサン
出来れば荷物を運び入れる前に初期費用にも入れておきたい事。説明している記事はほぼないでしょう。
バルサンです。簡単に言うとバルサンとは害虫対策です。ダニや害虫、黒いダイヤモンド対策する事ができます。
前の住人がどうだったかによりますが、バルサンをしておくお金があるならやっておきたいところ。虫の逃げ場をなくすため、入居前がいいです。
しかし、入居後でも掃除仕立ての様な感じでまだキレイなはず。対策をするなら最初が一番です。
特に1月~3月入居だと虫の発生がないのでつい、忘れがちな項目。4月、5月、6月になると、現われ始めるはず・・・。
先に対策しておくと3月や4月なのでジメジメ時期に間に合います。初期費用の中で一番大事な部分と言う人もいます。
真剣な話し、苦手な人だけでなく、シロアリ対策や家壊しの害虫被害を対策する事が可能です。
バルサンでなくてもホームセンターなどで対策方法を探してみる事をおすすめします。冬の時期は虫は動きません。夏は動きます。
5、賃貸住宅と一戸建ては費用が違う
賃貸住宅が初めてなら、一戸建てやマンションとは費用の掛かり方が違います。マンションとは似ていますが、音が響いたりするのでラグなども初期費用に入るくらいです。
音対策やルールだけでなく、固定資産税ではなく共益費、管理費です。意外と一戸建てと変わらないお金の掛かり方をするので、家賃が安くて安心!は慢心です。
節約を忘れず、どの程度掛かっていくのか1ヶ月、2ヶ月は真剣に見ておくといいでしょう。家計簿を付けた事がないなら、普段とは違うお金が掛かった部分を記録しておきましょう。
1ヶ月、2ヶ月すれば「いつもと違う出費」が大体把握できるはずです。生活の事なので、近いお金ですし関わるお金なのであっと言う間に理解できます。
3ヶ月目辺りから段々とお金の掛かり方が分かります。入居後も初期費用と考えて、3ヶ月後に勝負を掛けてみましょう!